空気圧の点検と管理について
空気圧は高すぎても低すぎてもタイヤに影響を及ぼす場合があります。
適正空気圧を守りましょう。
適正空気圧管理の3つのポイント
①適正気圧
車両メーカー指定空気圧を知っておいてください。
②定期点検と補充
●点検は少なくとも月に1回行ってください。
※点検は同一のタイヤゲージで行うことをおすすめします。
●空気圧の点検は走行前の冷えている時に、車両メーカーの指定空気圧空気圧にあわせてください。
空気圧に過不足があると、タイヤが損傷したり事故に繋がる場合があります。
●サーキットや林道でスポーツ走行を楽しむ時は、その走行条件にあった空気圧に調整してください。
③バルブ、キャップの点検
●チューブレスのゴムバルブ(TR412 / 413・PVR70)はタイヤ交換時の同時交換をおすすめします。
●バルブキャップの装着は、キャップ内のパッキンが正常な1に装着されていることを確認後装着してください。
タイヤの修理について
パンク修理はあくまでも応急処置であり、タイヤ本来の性能を取り戻すことはできません。
的確な修理ができないと走行に危険を及ぼす恐れがありますので、自己判断せず専門知識を持ったスタッフにご相談ください。
新品タイヤについて
新品タイヤのトレッド表面には、形成時のワックス成分が付着しているため非常に滑りやすくなっています。
新品タイヤは約100 キロ前後の慣らし走行を必ず行ってください。
慣らし走行のメリット
①交換前のタイヤとの性能差に慣れると
より安全に・楽しく走行できます。
②リムとのなじみ・フィット性が
確保できます。
③本来のグリップ発揮のための皮むきが
できます。
タイヤサイズの見方
※1:荷重指数と速度記号を示しています。荷重指数は所定の内圧でタイヤが受け止めることのできる最大荷重を
表しています。速度記号は負荷荷重と内圧の関係に基づいた、内圧、荷重時にタイヤが走行できる最大速度を示しています。
“71Vの場合、荷重指数“71”は290kPaの内圧で、345kgの荷重に耐えることを示します。
速度記号“V”はタイヤの最高速度が240km/hであることを示しています。
ただし、Vレンジのタイヤで210km/hを超えて使用する場合は速度により、5%~15%下がるため、290kPaの内圧で、
荷重が293kgの場合に240km/hの最大速度を保証しています。
※2:最高速度が270km/hを超えるタイヤの場合は構造を示す部分に“ZR”、荷重指数と速度記号の部分にかっこ付き“W”を使用します。
例:(73W)かっこを付けると“そのスピードを超える”という意味になります。
この例の場合はタイヤの最大速度はW=270km/h、を超えるという意味です。)
※: 説明および認識のため、個々の数字記号の間にスペースを設けていますが、実際の表記はスペースはありません。
一部、荷重および速度記号の表記はスペースを設けて表示しています。